40代の保湿は、ドラッグストアのコスメでは足りない

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40代の保湿に必要なものとは

保湿成分、与えてますか?
保湿成分、与えてますか?年齢とともに乾燥しやすくなった肌は、通常とは異なるケアが必要です。

かつて私は、洗顔後に化粧水をたっぷりつけて美容液や乳液でフタをする、というスキンケアをずっと続けていました。

ところが40歳に近づくにつれて乾燥肌が酷くなったため、年齢乾燥肌ケアの主流である「保湿成分を補う」ケアをしたいと思い、ドラッグストアで色々と探してみました。

ところがドラッグストア・コスメの王道はやはり化粧水による保湿で、残念ながら「保湿成分を補う」ための化粧品は、ごくわずかしかありませんでした。

年齢乾燥肌に、水分はいらない

お肌の水分は、肌の内側から無限のように湧き出てくる水です。

肌が乾燥するのはその水が足りなくなるからではなく、それらが外へ蒸発するのを抑える力、保水力が失われてしまうために起こります。

スキンケアで有名な皮膚科医の吉木伸子先生も、著書『素肌美人になれる正しいスキンケア事典』で「化粧水はスキンケアにとって不可欠というものでもない」と述べています。

保水力を上げるためには水分ではなく、年々肌から失われていく、セラミドなどの保湿成分を外から補ってあげる必要があるのです。

年齢乾燥肌に、油分が必要な理由

ところが40代を迎えた肌は、保湿成分を補うだけではカバーできません。

吉木先生は、著書『美肌をつくるスキンケア基本ルール』の中で、「40代後半からは皮脂の分泌が減る」と述べ、肌にツヤがなくなったと感じる人は、適度な油分も必要であると言っています。

保湿成分と適度な油分を補うことで、乾燥肌を改善するとともに、ハリのある肌を実現することができるのです。

40代の正しい保湿が、その後の肌を決める

私も30代前半まではそれほど深刻に考えてはいませんでしたが、今ではスキンケア方法を変えて本当に良かったと思っています。

数年後に後悔しないためにも、「たっぷりの保湿成分」と「適度な油分」を補うことのできる化粧品で、お肌をケアしてあげてください。
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40代の保湿は、それまでのスキンケアから、少しずつ内容を変化させていく必要があります。具体的には、年齢とともにお肌から失われていく機能や成分を補うための、エイジングケアが必要になってきます。失われる機能、及び成分の代表的なものといえば、肌の潤いを保つための力とそれを支える成分、いわゆる保水力と保湿成分が挙げられます。保水力とは、汗腺など、肌の内側から湧き出てくる水分を肌に留め、お肌をしっとりさせるための力です。そしてそれを実現するのが、水と結びついたりなどして空気中へ蒸発するのを防ぐ、セラミドなどの保湿成分です。 そしてそれをドラッグストアや薬局にある化粧品だけで賄おうとすると、いつかお肌は破綻してしまいます。もちろん肌質によっては、ドラッグストアなどにある化粧品で十分賄える方もいると思います。ところが多くの場合、自分の肌に合った化粧品を見つけるためには、多くの選択肢の中から選ぶ必要があります。一口に保湿と言っても、肌の状態は人それぞれに異なるからです。 ドラッグストアで販売している化粧品は、総じて安価です。安いからダメと言っているわけではありません。問題は、安い製品には配合できない美容成分・保湿成分が多々あるということです。その代表が、保湿効果が高いと言われるセラミドです。保湿成分と一口に言ってもピンからキリまであり、保湿力がとても弱い保湿成分もあります。その中で保湿効果が高いと言われるセラミドは、原料が高価なため、安価の製品に配合できにくいのです。そのためセラミドに似た性質を持つ、いわゆる疑似セラミドで代替している製品もあるのです。