水分量を増やすには?40代の乾燥肌に必要な成分とは
水分量を増やすには…日々乾燥しやすくなった肌に潤いを与えようとしても、40代を迎えた肌は簡単には潤ってくれません。40代の乾燥肌がしっとりと潤うためにはどうすればいいのでしょうか?スキンケア化粧品の中でも潤いを与えるアイテムとして変わらず人気な化粧品ですが、実は化粧品では肌の乾燥は改善しません。それどころか乾いた肌に水を与えてもすぐに蒸発してしまうどころか、お肌に存在する水分と結びついて気化してしまうので、さらに乾燥がひどくなってしまうのです。 そもそもお肌の水分は、体の内側から湧き出てくるものです。いくら肌の外側から水分を与えても、肌の表面の角質層のそのまた表面を少し濡らす程度で、お肌に浸透することはありません。お肌の水分量を増やすためには、湧き出てくる水分を外に蒸発させないための工夫が必要なのです。それが肌に存在しているはずの保湿成分です。ところが加齢とともに肌からはどんどん保湿成分が失われていきます。そのためお肌に保湿成分を補給してあげる必要があるのです。 ただし保湿成分と言っても、何でもいいというわけではありません。一口に保湿成分と言っても、それぞれ保湿力・保水力は異なります。私がいつもお世話になっている吉木伸子先生の著書によると、最も保湿効果が高い美容成分はセラミドです。コラーゲンやヒアルロン酸が有名ですが、セラミドはそれらよりも保湿効果が高く、セラミド配合の化粧品を吉木先生は推奨しています。洗顔後に正しいケア方法・対策を行い、水分量の減少の原因にアプローチしながら、潤い美肌を取り戻しましょう。